Visual　Basic　乱数発生

Visual　Basicを用いて乱数を発生させるにはRandomizeステートメントとRnd関数を使う。

Randomizeステートメント

乱数ジェネレーターを初期化する。乱数系列を再設定する。

書式　Randaomize[number]

number:Ran関数の乱数系列を再設定する新しいシード値を指定。ここで、シード値とは擬似乱数の生成の初期値のことである。

Rnd関数

0以上1未満の乱数を返す

書式　Rnd(number)

number＜0：numberのシード値によって決まる値

number＝0：直前に生成した乱数

number＞0（省略）：乱数系列の次の乱数

Randomizeステートメントを使用せずにRnd関数を呼び出すと、最初にRnd関数を呼び出したときのシード値と同じ値が使用される。その後は直前に生成された数がシード値となる。

同じ乱数系列を繰り返したい場合はnumberを指定してRandomizeを実行する直前に負の引数を指定してRnd関数を呼び出す。